はじめての海外ポーカー遠征

最近はLCCの増加で安く海外へ行けるようになりました。
海外のカジノなら現金を賭けてポーカーができますし、世界のプレイヤーと打つのはとても面白いです。

とはいえ、海外へ行くのは初めてで不安だというかたも多いと思います。
ガイドブックも観光関係ばかりで、ポーカープレイヤー向けに限定したものはなかなか見当たりません。

そこで、ポーカープレイヤーの視点から海外遠征のノウハウをまとめました。

出発前の準備

パスポートの準備

海外へ出かけるのに、まず必要となるのはパスポート。

こちら、初めて申請する場合は取得までに2週間ぐらいかかります
しかも、申請窓口は平日のみ初めての申請は戸籍謄本の取り寄せが必要など対応するステップが多いです。

そのため、特にいまのところ海外へ行く予定が無くても、取れるうちに取っておいたほうが良いでしょう。
また、パスポート切替は有効期限の1年前から可能ですので、切替可能時期が来たら早めの対応をオススメします。

発行手続き

パスポートの発行にあたって次のものが必要ですので、事前に準備しておきましょう。

  • 一般旅券発給申請書(申請窓口でもらえます)
  • 戸籍抄本または戸籍謄本
  • パスポート用写真(35mm×45mm)
  • 身分証明書

そして、近くのパスポートセンターの受付時間をチェックします。
平日の昼間にしか開いていないので注意。

パスポートセンターに付いたら、案内にしたがって申請書を記入して窓口に提出します。
特に混んでいなければ、手続き自体は30分もかからないです。

そこで古いパスポートがあれば預けて、代わりにパスポート受取票をもらってその日は終了。

パスポートの受取は申請から6日後です(あいだに土日祝日が入る場合は含めない)
なので、受取日以降に再度パスポートセンターへ行って新しいパスポートを受け取ります。そのときに古いパスポート(無効)も返却されます。なお、手数料として受取時に16,000円の印紙が必要です。

パスポート更新すると番号が変わる

パスポート更新をするとパスポート番号が変わります。

なので、航空券を先に予約して古いパスポート番号を登録していた場合、それの更新手続きが必要となります。
この手続きが結構面倒なので、パスポート切替と航空券予約のタイミングをうまく合わせることが大事です。

航空券

航空会社はレガシーキャリアとLCCがあります。

最近はLCCのほうが安いので、個人旅行用はもっぱらLCCを使うことが多いです。
LCCは機内サービスがほとんどありませんが、そういうのが不要な人にとっては安いほうがうれしいです。

航空券の予約は航空会社のウェブサイトから行います。
支払はクレジットカード、またパスポート番号を求められる場合があるのでご準備を。

LCCは購入時期によって運賃が大きく変動し、時々セールを開催しています。
セールを上手く狙えば、通常の半額程度で航空券を購入できます。

宿泊予約

現地での宿泊はエクスペディア、Agodaなどの予約サイトから行います。

ホテル代は、申し込み時にクレジットカードで前払いするので、現地であらためて支払う必要はありません。
申し込みをしたら予約確認書がメールされてきますので、念のため印刷して現地ホテルへ持っていきましょう。

現地のホテルについたらチェックインの手続きをして、パスポートを提示します。

ホテルによっては保証金を要求されることもあります。だいたい、一泊8,000円程度のホテルに泊まった時は約5,000円でした。チェックアウトするときに返してもらえますので忘れずに。

現地通貨の両替

現地で必要なお金を日本で両替することもできますが、ドル以外は交換レートが悪いです。

そのため日本では必要最小限のお金だけ両替して、あとは現地で両替したほうがおトクです。
航空券や宿泊費などの大きいものは出発前にクレジットカードで支払っているので、他に必要な現地通貨は日常行動するのに必要な金額ぐらいだと思います。

なお、カジノ資金として使う現地通貨の両替は現地ATM機でクレジットカードを使ったキャッシングを一番オススメします。クレジットカードを使うと次のメリットがあります。

  • 為替レートがVISA/MasterCard公式レートのため安心
  • 大金を持ち歩く必要がない
  • ATM機はそこらじゅうにあるので両替が便利(空港、ホテル、カジノにはたいていあります)

キャッシングに抵抗がある人がいるかもしれませんが、帰国して繰り上げ返済をすればほとんど利息はかかりません。

なお、海外でクレジットカードが使えなくなるリスクに備えて、違うブランドのカードを2枚以上持つことをオススメします。また、どうしてもクレジットカードが使えない場合に備えて、帰国できるまで最低限の現地通貨は別に用意しておいても良いでしょう。

海外生活

治安

海外生活で一番気になることは治安の問題だと思います。

とはいえあまり過剰に心配することはなく、日本にいるときよりも少し注意する程度で大丈夫だと思います。
むしろ危ないのは、海外に慣れてきて気が大きくなり、ハメを外したころに大きなトラブルに見舞われることがあるので、常に初心を忘れず気を引き締めましょう。

海外でよくあるトラブルを紹介します。

ぼったくりタクシー

海外旅行をしていると必ず一度は合うのではないでしょうか。

ぼったくりタクシーへの対策は次のようなことを気をつければよいでしょう。

  • 乗車前に目的地を伝えて料金交渉する
  • 運転中に料金メーターがきちんと動いているかチェックする
  • カジノホテルのタクシー乗り場で並んでいるタクシーを利用する

とはいえ、そこまで法外なわけでもなく、せいぜい通常運賃の2~3倍程度です。
フィリピンだとぼったくらないタクシーのほうが珍しいですが、せいぜい通常運賃 100円のところが200円になる程度ですので、あまり神経質になる必要もないのかもしれません。

スリ・ひったくり

一番被害が大きいのがこれ。
現金だけでなくパスポートも取られた場合、再発行や帰国手続きが大変です。

これへの対策は日本と同様、常識的に見て危険と思われる場所に近寄らない、行動しないということではないでしょうか。カジノとホテルをタクシーで往復しているだけなら、そういったトラブルに巻き込まれることはあまりないでしょう。

また現金は複数に分けて管理する、パスポート番号を別に控えておくということも大事かもしれません。

海外でのインターネット

海外にいるときは、現地のクチコミ情報を調べるためにインターネットは活躍します。

海外で使えるwifiルーターを貸し出している業者はいくつかあり、空港で出発する前に一式を受け取って、帰国したらまた空港で返却します。他に、宅配便や会社での受け渡しサービスができるところもあります。
料金は、wifiレンタルの場合だと約1,000円/日、携帯電話だと約2,500~3,000円/日ぐらいです。

また、最近の携帯電話にはテザリング機能が付いており、海外対応もしていることもあって日本にいるときと同じようにインターネットができるものもあります。ただし、海外で接続するときは提携している通信会社でないと高額な請求になる可能性があるので、契約している携帯電話会社のホームページをよく見て確認してください。

もし、普段使っている携帯電話を持って行くのは紛失する不安があるというかたは、SIMフリー携帯をもう一台用意することをオススメします。

海外ではSIMカードが充実しており、自動販売機やコンビニで購入することができます。
購入したSIMカードをSIMフリー対応の携帯電話に挿入して設定すると、ネットが使えるようになります。

また、NTT Comunicationsの050 plusも合わせて契約しておくと、海外から日本への通話ができるようになります。
インターネット経由で通話を行うため、通話料は国内とあまり変わりません。

空港ならたいてい無料wifiがありますので、万一のときは無料wifiを使って日本へ連絡することが可能です。

電源プラグ形状のちがい

海外ホテルのコンセントを使って携帯やパソコンの充電ができます。
ただ、国によってプラグの形状が違ったり電圧が違いますので、変換をしてやる必要があります。

プラグの形状は国によって違いますので、変換器を差しこんで日本でも使える形にします。

電圧も国によって違い、日本は100Vですが海外は200~240Vと高いです。
ただ、最近の携帯やパソコンの充電器は世界対応で高い電圧でもOKになっていることが多いので、充電器のシールや説明書を確認してみてください。
例えば手元にある充電器を見るとINPUT: 100~240Vという表記がありますので海外でも使えます。

ドライヤーなど国内しか対応していないものは変圧器を持ち込む必要がありますが、けっこう高い上に重いので、よほどのこだわりがなければ素直に現地のものを使ったほうがいいと思います。

他には、電池式の携帯充電器を使う手もあります。
いま使っている携帯電話でテストしてみたところ、単3電池4本で携帯電話バッテリーの50%まで充電できました。
機種によってどのぐらい充電できるかは違いますので、事前にテストしておくといいと思います。

入出国手続き

保安検査と出国審査

出国するときは、空港の保安検査と出国審査を通ります。
これらを通らないと搭乗口まで行けないため、迷うことはまずないでしょう。

まず、入口にいる係員に搭乗券とパスポートを見せると中に案内されます。

あらかじめコートは脱いで起き、PCなどの電子機器なども出しておきます。
X線検査ボックスの前にカゴがありますので、ここにバッグ、コート、ポケットの中のサイフや携帯などすべて入れます。

これらのカゴはベルトコンベアに乗ってX線検査され、その横にある金属探知機のゲートを歩いて通ります。
何も問題なければ、そのままカゴの荷物を受け取っておしまいです。

続いてすぐに出国審査がありますが、無言で搭乗券とパスポートを見せればチェックして通してくれます。ここでは、特に荷物検査などはありません。

これで出国の手続きは完了です。あとは飛行機の搭乗口へ向かうだけです。

パスポート自動化ゲート

パスポート自動化ゲートの登録をすると、機械にパスポートをかざして指紋認証するだけで出入国審査が終わります。

一番のメリットは、自動化ゲートの利用者がほとんどいないので並ばずに済むこと。
通常の窓口は10人以上並んでいるにもかかわらず、自動化ゲートのほうはガラガラで誰もいません。

帰国してさっさと帰りたいとき、入国審査で並ばずに済むメリットは絶大です。
もし頻繁に海外へ行くのであれば、ぜひ登録しておくことをオススメします。

登録は、出国前に窓口で簡単な申請書を書いて手続きするだけ。10分もあれば終わります。

よくある海外トラブル

現金の持ち込み、持ち出し規制

カジノ資金やその勝ち額で現金を持って国を移動するとき、多額だと税関でチェックされます。
だいたい1万ドル程度、100万円相当の現金を持っていると申告が必要です。

ある国へ現金を持ち込む時に申請せず、もし持ち出すときに発覚してしまうと、持ち込んだことが証明できないため現金の出所を追及され、最悪は没収されてしまうこともあります。

注意が必要なのは、100万円という制限はカジノでの勝ち分による純増を指しているのではなく、あくまで所持金合計をさしています。
そのため、例えば80万円の現金を持ち込んで30万円勝ったとすると、所持金は合計110万円になってしまいますので制限に引っかかります。

所持金が100万円以上にならないよう勝ち額を調整したり現地で使ってしまうという考え方もありますが、そもそも最初から現地に持ち込む金額を最小限に抑えると、多くの勝ち金を持って帰れるようになります。

しかし、持ち込む資金が少ないとちょっとしたツキの変動で資金が底を尽いてしまうリスクがあります。そのため、資金にはある程度の余裕を見ておきたい面もありますが、どうすればいいのでしょうか?

実は、クレジットカードを使えば海外ATMでキャッシングして現地通貨を引き出せます。また、帰国して即日返済すると利息もほとんどかかりません。これは、海外に慣れた旅行者のあいだでは有名な裏技です。

そのため、最低限必要な現金だけ持ち込んで、追加で資金が必要になればクレジットカードで引き出すようにすると、持ち込む金額を最小限に抑えてかつ余裕資金を確保することもできます。

例えば、管理人は楽天カードを使っておりますが、ちゃんと現地ATMでキャッシングして外貨を引き出すことができ、帰国した即日にサポートセンターへ連絡すると、特に問題なく繰り上げ返済することができました。

他に気を付けるべきこととして、現地通貨の持ち出し制限を設けている国もあるので注意が必要です。例えば、フィリピンでは10,000ペソ以上の持ち出しができません。そのような国では、出国前に日本円へ戻しておくことが必要です。

英語が通じない

カタカナ英語の発音でも普通に伝わります。ただ、そもそも現地の人は英語が話せないことも多いです。

一定以上のホテルやカジノであれば英語のできるスタッフがいる可能性が高いですが、普通の店やタクシーだと英語が通じないことが多いです。

そんなときは現地語を使うしかないのですが、そもそも発音がわからないことも多いので、そんなときはガイドブックに書いてある字をメモに書いて筆談です。
ですので、メモ用紙とボールペンが大活躍します。

マカオに行った時はタクシーでホテル名を言ってもまったく通じず、仕方なしにガイドブックを見てホテル名をメモ帳に漢字で書いて見せることで乗り切りました。

高額紙幣が使えない

一般の小売店やタクシーでは多額のお釣りを用意していません。また、高額紙幣は偽造の対象になりやすいため、受け取りを嫌がられることが多いです。
そもそも、コンビニで1万円札が使えてお釣りが出てくるのは日本ぐらいだと思ったほうがいいのかもしれません。

海外は物価も安いですし、メインで使う、というかまともに使えるのは1,000円以下の紙幣やコインだけの気がします。

そのため、できるだけ小銭のお釣りをもらえるように支払うか、あるいは交換レートが悪いのを承知で日本国内で金種を指定して両替していくかになると思います。

飛行機の遅延や欠航、飛行機に乗り遅れた

飛行機が遅延した場合は到着するまで待つこととなります。
また、欠航の場合は次の便へ無料で振り替えてくれます。

とはいえ次の便が来るまで1日単位でかかる場合、航空会社がホテル代まで補償してくれるかは微妙です。
その場合は自腹でホテルをネット予約するか、最悪は空港泊で頑張るか早めにアクションを取りましょう。

ほとんどの空港は24時間オープンしており、ベンチで寝ている人も多いので、泊まることについては問題ないと思います。むしろ、同じことを考えている人が多いので場所の確保は争奪戦になります。

一方、飛行機に乗り遅れた場合は空港で次の便を予約するしかありません。
しかし、空港での予約は正規料金のため非常に高いです。

飛行機に乗り遅れる原因として、

  • 空港までの交通機関でトラブルがあった
  • 空港ターミナルが複数あって場所を間違えた
  • 手荷物検査、税関が長蛇の列だった

というものがあります。

そのため帰国時は時間に余裕をもって、特に最終日は空港の近くに滞在することを心掛けるとよいかもしれません。