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【ポーカー戦略】バンクロール管理

定義

ポーカーに使うことができる手持ち資金のことを「バンクロール」といいます。
長期的にポーカーを続けていくには、このバンクロールがゼロ(破産)にならないようコントロールが必要です。

そのような資金管理のことを「バンクロール管理」といいます。

 

ポーカーの分散

ポーカーの収支はどのぐらい分散するかは、参加者の平均バイインやVPIPに影響されてきます。バイインが高いほど、フロップでマルチウエイになりやすいほどポットが膨らむため分散が大きくなります。
そこで、実際の収支や様々なネット記事を参考にしたところ、おおよそ次のような分散になりました。

■韓国 – 分散:80〜120 BB / 100 hands

・平均バイインは約200 BB

・毎回フロップオープン。参加人数は3〜4人ほど

・全ハンド参加が1〜2人いる

■マカオ – 分散:40〜60 BB / 100 hands

・平均バイインは約100 BB

・フロップオープンは2回に1回程度。参加人数は2〜3人ほど

・全体にタイトで、プリフロップのレイズ、スチールで終了することが多い

 

 

必要なバンクロール

バンクロールとして必要な額についてネットや本を調べると、だいたい次のように言われています。

  • キャッシュゲームはBuy-inの20~40倍
  • トーナメントはBuy-inの100倍

また、バンクロールとBuy-inの関係について実戦経験を踏まえた感覚は次のとおりです。

・Buy-inの10倍以下:いつ破産してもおかしくないレベル

・Buy-inの10〜20倍:極度にタイトになり、適切なブラフが打てないレベル

・Buy-inの20〜40倍:コンテニュエーションベットやブラフは可能だが、オールインになると抵抗があるレベル

・Buy-inの40〜100倍:適度な緊張感を持ち、場合によりオールインも可能なレベル

・Buy-inの100倍以上:緊張感が薄れて時々ルースになるレベル

これを見て分かるとおり、バンクロールがBuy-inの20倍以下だとまともにプレイすることは難しいと思います。自身のスキルを遺憾なく発揮するには、最低でも40 Buy-inのバンクロールは欲しいところです。

 

バンクロールの重要性

バンクロールに必要な額について、「それは慎重すぎるだろう」という意見もあるかと思います。
私も初めのころはそう思っていましたし、そんなに多額のバンクロールを用意する必要もないだろうと考えていました。

しかし、多くのバンクロールを持つことは破産を避けるだけでなく、精神面な余裕にもつながります。

たとえばSNG $10をプレイしているとして、バンクロールが$500あるときは負けたとしても全体のごく僅かであり、それほど動じることなく次のプレイに移れるでしょう。
しかし、バンクロールが$30しかなければ負けると全体の3分の1を失うこととなり、次のプレイについても考え直さないといけなくなるでしょう。

このような状況が精神的なプレッシャーとなり、適切なブラフが出来なくなったり、勝負すべきところで守りに入ったりなど、プレイに悪影響を及ぼすこととなります。

ポーカーは非常にメンタルが重要なゲームであり、常にフラットな状態を保つ必要があります。
「絶対に負けられない戦い」というのは、ポーカーでは禁物です。

 

必要なバンクロールの考え方

■簡易バンクロール計算

ここまでのバンクロール管理についての解説はプロが半永久的にプレイを継続する場合の数字です。
そのため、たとえば年数回の短期旅行で必要なバンクロールというのにはそぐわないです。

そこで、短期滞在で必要なバンクロールの簡易計算法をご紹介します。

必要なバンクロール=1日の平均増減額の絶対値 × 滞在日数の平方根

例えば、1日の平均増減額を2buyInとし、海外遠征の滞在日数を4日とします。
すると、必要なバンクロールは次のように求められます。

2buyIn×√4日=4buyIn

つまり、この例の場合だと4buyIn分をバンクロールとして持っていけばいいことになります。

この公式の滞在日数を回数に置き換えてもOKです。なので、覚えておくといろいろな場面で使えます。

■精神的余裕

バンクロールが少ない状態だと、プレイが必要以上に固くなったり適切なブラフができなくなることが多いです。

バンクロールと適正なBuy-inを判断する方法として、プリフロップをAKでオールインできるか自身に問いかけてみると良いでしょう。AKは強いハンドですが、QQ相手には半々の勝率、またオールインしたときにAA、KKが潜んでいる可能性もあります。そういった点も踏まえて、プリフロップをAKでオールインすることに抵抗があるようならBuy-inが高すぎると言えます。

 

海外遠征でもっていく資金について

ポーカー資金として日本円や現地通貨を持っていくのは一つの方法ですが、大量の現金を持ち歩くことは盗難や紛失もリスクがあります。
また、税関で持ち込み・持ち出し限度額のチェックをされることがあります。

そこでオススメなのが、クレジットカードを使った現地ATMでのキャッシングです。
大量の現金を持ち歩くリスクが無くなり、必要に応じて都度引き出すことが可能です。また、一般の両替屋で交換するよりも手数料がオトクです。
帰国してすぐに一括返済を行えば、キャッシング利息もほとんどかかりません。

また、滞在先がマカオ、ラスベガスなら、マネーパートナーズが発行している海外専用プリペイドカード マネパカード を使うと、さらに外貨両替手数料を安くすることができます。しかも、必要な金額をあらかじめチャージしておく方式のため面倒な一括返済手続きが不要です。
詳細は、下記の公式ページからご確認ください。

▼HKD、USD、EURに対応!前払い方式だから返済手続きが不要!

管理人もマネパカードを使っています。実際に使ってみた体験談は下記をご覧ください。

 

大勝ちしたとき

大勝ちしてスタックが増えたとき、バンクロールに対してスタックが大きすぎる状態になることがあります。

そのスタックをAK, KKでオールインしても大丈夫ですか?プレイが過度にタイトになっていないですか?
もしスタックが大きすぎて十分なブラフやオールインができなくなっているのであれば、いったん利確することも必要です。

 

まとめ

バンクロールとして、まずは普段プレイするバイイン額の約20~40倍が必要です。

ですが、精神的な面も考慮するのであれば、1セッションで負けても気にならない程度までバイインを薄められるバンクロールを用意すべきです。