ラスベガスのポーカー事情
ラスベガスはさすがにポーカーの本場だけあって、ほとんどのカジノでポーカールームが用意されています。
テーブル数も多く、大型カジノだと30台以上が稼働しているところもあります。
ブラインドは1/2、1/3が主流で、上のレートは2/5、5/10があります。
レーキは一律10%ですが上限が4~5ドルですのですぐに達してしまい、実質のレーキは5%程度です。
一部のカジノでは、ジャックポット積立としてポットから1ドルを徴収しています。
ジャックポットのシステムでは、特定のハイハンドを出した場合に100~500ドルほどがカジノからもらえます。
期待値はマイナスですが、そのためプロが集まりにくいという側面もあってレベルが低くなります。
トーナメントも盛んで、デイリーで2~3トーナメントほど開催されています。
参加費は60~120ドルほどで、1レベル20分の遊べるストラクチャーです。
ただ、レーキが約25%ほど取られるため、シリアスプレイヤーはおらず、一攫千金狙いの素人が多い印象です。
格安航空券でラスベガスへ
ラスベガス行きのLCCはまだ就航していないので、レガシーキャリアの格安航空券を使います。
デルタ航空、アメリカンエアーラインが王道でしょう。
ラスベガスへの直行便はなく、シアトル・バンクーバー・ロサンゼルスのいずれかで乗り換えが発生します。
トータルの移動時間は約13時間、うち乗り換えが1時間弱ほど発生します。
航空券は、最安値で合計65,000円ほど(2015年現在)。燃油サーチャージの占める割合が多いので、原油価格の相場に左右されます。
ESTA申請とICチップ入りパスポートの準備をお忘れなく!
アメリカへ入国する前に、ESTA申請とICチップ入りパスポートの準備が必須です!
ツアーや航空券を予約したときに注意事項として案内されると思います。
特に後回しにする理由はないと思いますので、忘れないうちにやってしまいましょう。
■ESTA申請
入国審査カードの代わりになるものです。
WEBからの手続きが可能で、姓名、住所、国籍、両親の名前、緊急連絡先などを記入します。
公式サイトでは、渡航する72時間前(3日前)までの申請を推奨しています。
※いちおう搭乗前までであればOKだそうですが、早めにやっておきましょう。
申請費用は14ドルで、クレジットカード払いも可能です。
一度申請すると2年間有効です。
■ICチップ入りパスポート
最近のパスポートであればICチップ入りですが、過去に取得している場合はICチップ入りかの確認をしましょう。
もしICチップが入っていない場合は、最寄りのパスポートセンターで手続きをしてください。
発行まで約2週間ほどかかるので、余裕を持って取得しておきましょう。
【参考】
機内で時差ボケを調整する
ラスベガスと日本の時差は約16時間で、移動時間が約13時間。
日本を深夜0時に出発すると、ラスベガスは夜21時ぐらいに到着する計算になります。
人間の体は寝ないことに耐えられても、寝だめはできないようになっています。
なので、時差ボケは寝ないことで調整します。
■深夜発のとき
機内では軽い仮眠程度に抑えて、極力寝ないようにします。
現地到着は夜ですので、そこで睡眠をとります。
機内で眠くならないよう、出発日には十分な睡眠をとって遅めに起きるようにしましょう。
■昼間発のとき
機内で十分な睡眠をとり、現地で爽やかな朝を迎えるよう調整します。
機内で熟睡できるよう、出発日の睡眠量は減らしておきましょう。
空港からの移動方法
ラスベガスにあるマッカラン国際空港から宿泊先のホテルへの移動方法として、タクシーかシャトルバスがあります。
■タクシー
待ち時間はなく、目的地へ直行してくれるので早いですが、お値段は約20~30ドルほどです。
空港から出るタクシーは空港使用料として1.8ドルが加算されます。
また、停止中も料金が加算されますので、渋滞に巻き込まれると料金が上がる可能性があります。
■シャトルバス
乗り合いバスで、乗り場近くにある窓口でチケットを購入します。
ストリップ行きで約7ドル、ダウンタウン行きで約10ドルです。
人数が揃わないと出発しないので、空のバスだとなかなか出発しないことも。
窓口の混雑状況を見て、人気のありそうなバスを選びます。
乗客の行き先であるホテルを順番に巡回しますので、後のほうになるとかなり時間がかかります。
出発までの待ち時間も含めると、1時間~1時間30分ほど見込んでおいたほうがいいかもしれません。
ラスベガスの地理
ラスベガスの地理は、大通りにカジノが並ぶ南側のストリップ地区と、安カジノが集まる北側のダウンタウン地区の大きく2つに分けられます。
この間は数キロあるため歩いている人はほとんどおらず、基本はバスで移動します。
バスでの移動は、おおよそ15~20分ぐらいです。
バスは、停留所が少ないけど早い「SDX」と、停留所が多いけど時間がかかる「DEUCE」の2系統があります。
乗車券は2時間券が6ドル、1日券が8ドル、3日券が20ドルで、この乗車券でどちらのバスも乗れます。
1日券は購入してから24時間有効なので、うまく使えば朝、夜、翌日の朝と3回乗ることができます。
乗車券はバス停留所に設置されています。ちなみに、おつりは出ませんので小銭を十分に用意しておきましょう。
クレジットカードでの購入も可能です。
ポーカールーム情報
ラスベガスにあるポーカールームのレート、テーブル数、レーキ、ジャックポットの有無は、PokerAtlasのサイトでほとんど網羅されています。
数が多いので、事前に情報を整理して一覧表にしておくことをおすすめします。
管理人が作成した一覧表もあるので、よかったら使ってみてください。
※ストリップ地区はテーブル数10台以上のカジノのみ
水が高い
ラスベガスは砂漠地帯です。なので、水は非常に貴重です。
たいていのカジノは無料のペットボトル水が常備されていますが、ラスベガスではプレイしている人だけサービスとして注文できるスタイルです。また、ストリップ地区の売店で買うと非常に高いです。(1リットルで約5ドル)
ホテル間の移動は遠く、非常に乾燥していますので、水は余裕を持って確保しておきましょう。
ペットボトルの水はダウンタウンのスーパーで買うと安いです。
ラスベガスのホテルはリゾートフィーがかかる
ラスベガスのホテルは、リゾートフィーと称して1泊あたり約20ドル程度の追加料金を現地で徴収されます。
これは見かけ上の宿泊料金を安く見せるために考え出されたものだと言われています。
現在、ラスベガスのホテルでリゾートフィーを徴収しないところはまず無いでしょう。
なので、ホテルを予約するときはリゾートフィーの項目をチェックして、追加料金がいくらなのかを確認しておきましょう。